人はこんなにも…

新年度がスタートして４月も半分以上過ぎてしまいました。
３月から４月にかけて出会いと別れの季節ですが、今年は
私にも大きな転機がやってきました。ここ近年、様々な新しい出会いに恵まれておりますが、
今年の春　なんと！！！研究室を持つ職に就職いたしました♪

＜まだ、デスクも届かずPCデスクのみでの生活ですが・・・＞
子どものころから、「先生」は私にとって憧れの職業でしたが、
社会に出る直前の学び場に関わらせていただけること！
恐れ多いような、責任をひしと感じます。

自分自身も、いろいろな大学に行って色々な先生方と出会い、
様々なことを感じ、考えてきました。
先生も人間ですからいろいろです。でも、先輩の先生方から多くを学び
私自身のオリジナリティも磨き、人間として魅力的な人にたりたいなぁって思います。

今年の３月は、私の門出をお祝いしてくださいながら、寂しいお別れをたくさんしました。
特に合唱団とのお別れは、さみしく切ないものでした。
音楽をメインに活動を始めて、合唱団ピアニストを約１４年間しました。
色んな事を経験しました・・・
それはきれいなことばかりではなく、音楽とは関係ない部分で苦労もたくさんありました。

でも、自分の演奏だけをしていた時よりも、ずっとずっとピアノが楽しくなり、
ピアノを弾きながら、自分自身の感覚が自由になった気がします。
人間という楽器が織りなす世界の中で、音楽と心を常に感じてきました。
本当に合唱が、人間が大好きだと実感した日々でした。
そして、ピアニストとして最後にごいっしょさせていただいた合唱団
女声合唱団「花いずみ」
６年間ありがとうございました。
母親世代の上品な淑女の方々ばかり！
いつも、いつも　「先生のピアノのおかげで」と言って私を育ててくださいました。
褒められて伸びる！とはまさに！！
気恥ずかしいようなお言葉を頂戴し、「よしまた頑張ろう♪」と思うのでした（●＾o＾●）
人間、いくつになっても褒められると嬉しいものです。

たくさんの素敵な言葉の花束の中で、

『先生の心は指先にあるのですね』

と言われた言葉は、私の中で宝物です。ここに書かせていただくのもおこがましいですが、
ピアノを弾くってこういうこと！と私自身が大切にしていることを分かっていただけたようで
本当に嬉しい言葉でした。


美しい花束をいただき、皆さんのアーチをくぐりながらお別れをし、
大人になっても人前でこんなに泣けるんだ・・・
と思うくらい涙が止まりませんでした。
W. ジェイムズが「人は泣くから悲しいのだ」と言うけれど
泣くという行為以前の部分を、一緒に育んだ合唱団だった思います。
ありがとうございました！
音楽が結んでくれたご縁は、必ずまたどこかで出会えるものと信じています。

コメント 2

合唱団のピアニスト14年間、お疲れ様でした！！
それと研究室を持つ職に就職おめでとう☆
まどか教授になったってこと？今年もすげーな！！！
たくさん頑張ったから素敵な場所に辿り着いたね♪♪
これから立派なデスクが届くのかしら～v(^^)v
あぁ～。まどか研究室で学べる人がうらやましいぜ！！！

by ちろりん♪ (2009-04-21 23:40) 

♪ちろりん♪
おひさしぶり～♡教授なわけないじゃん(^^ゞ
今、見習いから一つずつ学習中です。
今年の春も刺激的です(#^.^#)
by madoka (2009-04-22 10:39)